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ニュースリリース

  2020年12月4日(金)

掲載紙:日刊工業新聞
eBASE株式会社

食品の品質表示ラベルAI点検オプション

「eB-LabelCheck」を開発・リリース
~ 包材表記内容の点検業務の大幅な効率化による精度向上を実現 ~

eBASE株式会社(本社:大阪市北区 代表取締役社長 岩田 貴夫/以下、eBASE社)は、食品業界向けの商品情報交換に利用されているパッケージソフトウェア「FOODS eBASE」シリーズや商品情報データプールサービス「商材えびす/食材えびす」において、食品表示法に準拠した品質ラベル情報(原材料、アレルギー)のデータ点検業務の精度向上と効率化を実現するAI(Artificial Intelligence)点検オプション「eB-LabelCheck」のサービス提供を開始します。

「eB-LabelCheck」は「FOODS eBASE」や「商材えびす/食材えびす」に画像データ(JPEG形式)として登録されている、商品包材に記載されている品質表示情報から、AI画像処理OCR(Optical Character Recognition)機能を用いてテキスト抽出された「文字情報」と、同データに入力された、「文字情報」を比較し、比較結果をわかりやすく表示することで、これまで目検(目視検査)で実施されていたデータ入力/登録者/受領者の品質表示ラベル情報の「点検業務」の精度向上と効率化を実現します。

この「eB-LabelCheck」オプション機能は、有償版(eBASEserver等)、及び、無償版(eBASEjr.)の全ての「FOODS eBASEソフトウェア/クラウドサービス」において利用可能です。これにより食品業界におけるサプライチェーン全体の「商品情報管理のデジタル情報の精度」の底上げを図り、結果として食品業界全体の「食の安全・安心情報管理」の業務効率化をより一層強化できます。

品質表示ラベルAI点検オプション「eB-LabelCheck」サービス提供の背景

食品メーカーや、総菜・PB等を販売する小売企業にとって、平成27年4月1日から施行(令和2年3月31日猶予期間終了)された、罰則規定の伴う「食品表示法」を遵守することは、双方にとって、重要な経営課題になります。この法令遵守された「食の安全・安心」の実現には、サプライチェーンに関わる全ての企業で”正確な“「食の安全・安心情報」の生成・収集・管理・提供が高精度かつ効率的に実行できる仕組みの構築が求められています。
※令和4年には原材料原産国表示の義務化も完全施行されます。

消費者に大きな健康被害等を発生させるリスクにも繋がる品質表示ラベルの正確性は食品業界に関わるあらゆる企業にとって重要課題です。この法令遵守を行う為に食品メーカーや総菜・PBを販売する小売企業の商品開発部門や品質保証部門は「FOODS eBASE」等で作成された原材料情報データから、配合・編集された品質ラベル情報(原材料、アレルギー等)を使って、商品包材の印刷用の版下データ作成時にミスが発生しない様に大きな負荷と工数をかけて数人の目検で厳重に行われています。

又、同様に食品メーカーから小売企業等へ提供されるこの食品の品質表示ラベル情報は、販売先企業側の通販チラシ・カタログ、ECサイト等の無店舗販売時に、消費者へ開示される商品情報の一部に利用されています。

そのため、データ入力・登録側(食品メーカー)、データ利用側(小売企業等)の双方にて、商品包材表記画像の品質表示ラベルの記載内容と、「FOODS eBASE」や「食材えびす」に登録されている品質表示ラベルの文字情報の内容を目検で点検する業務が存在しています。

新型コロナウイルス感染拡大の影響で、ECサイトの利用者急増に伴いECサイト運営企業側は、これまで以上に取り扱い点数の拡大を図っています。また、新たなにECサイトを構築する企業も増加しています。このような状況から今後、益々「FOODS eBASE」や「食材えびす」のデータ利用範囲が拡大することが予想されます。

これらの背景を踏まえて、データ登録側、利用側双方において、より効率的に点検ができる様に、包材(版下) 画像データから、AI(OCR)画像処理を用いて、文字(テキスト)情報を自動抽出し、eBASE独自のアルゴリズムで品質表示ラベル情報を正規化し、「FOODS eBASE」や「食材えびす」に入力・登録されている文字(テキスト)情報と比較チェックを行った上で、わかりやすく差異表示するオプション機能「eB-LabelCheck」を開発・リリースしました。

eB-LabelCheck機能概要

「eB-LabelCheck」は、「FOODS eBASE/食材えびす」に登録されている「包材画像」の「一括表示原材料名」が記載された品質表示ラベル画像情報から「Google社のAI画像処理OCR機能(※1)」を用いてテキスト(文字)自動抽出します。抽出した文字データを、「eBASE社の独自技術の後処理(※2)」にて原材料名や添加物名、及びアレルギー物質名判定等の高度な正規化処理を行います。そして「FOODS eBASE/食材えびす」項目の「一括表示原材料名」や「アレルギー」として文字(テキスト)入力された値と自動比較し、差異をわかりやすく自動判定表示する点検業務の支援機能です。

従来の「FOODS eBASE」における品質ラベル情報(一括表示原材料名、アレルギー等)入力作成フローにおいて、シームレスに「eB-LabelCheck」を呼び出してチェック作業が可能です。

(※1)Google社のAI画像処理OCR機能

「eB-LabelCheck」の包材画像データから文字(テキスト)情報へのAI画像処理/OCR機能は Google社が提供する「Google Cloud Vision AI/Vision API」を採用・活用しています。
https://cloud.google.com/vision?hl=ja

(※2)eB-LabelCheckの技術的開発ポイント

一般的なAI等による画像情報から文字認識/抽出のOCR技術の適用だけでは品質表示ラベル情報の点検機能には利用できません。単純な文字(テキスト)認識抽出では、食品包材のOCR文字列は商品毎に異なるレイアウトで、様々な商品情報(キャッチコピー、製品特徴、製造者情報等)もランダムに表記されており、それら全ての文字情報が一括で大量に抽出されます。又、その文字列は不完全に読み取られており(特に、記号、濁音、小書き文字、等)、その中に一連の原材料情報が分散していることから、原材料情報として認識し、抜き出す事が困難でした。「FOODS eBASE」で培った品質表示ラベルを構成する、高精度な辞書機能(原材料名、添加物名、表記ルール機能等)を、品質表示ラベルの文字認識に活用することを含めて様々な手法を「ハイブリッド」に組み合わせることで精度向上を実現しました。

(注)eB-LabelCheckにおける包材画像データの判定精度に影響する画像特性について

  高解像度 低解像度
版下画像
撮影画像 ×
:最適、〇:適、×:不適

包材の撮影画像は、反射、映り込み、等で、OCR精度が低くなります。又、低解像度も、OCR精度が低くなります。 今後は、版下画像の高解像度画像、又はPDFファイルの登録を推進、推奨していきます。

対象企業

食品業界における「FOODS eBASE」や「食材えびす」の全ての利用ユーザー(食品メーカー、総菜・PBを販売する小売企業、ECサイト等に商品情報を活用する小売企業等)に対するオプション機能として提供します。

利用対象ソフトウェア

全ての「FOODS eBASE」シリーズのソフトウェア/サービスの利用企業に対応しています。

利用形態 (1)有償自社導入型 (2)有償クラウド型 (3)無償自社導入型
対象製品 eBASEserver
Small eBASEserver
eBASEstandard
eBASEjr.server
FOODS eBASE cloud
FOODS eBASEjr. cloud
eBASEjr.

「食の安全・安心」を支える重要なオプション機能であることから「FOODS eBASE」有償版の各種ソフトウェアやクラウドサービスだけではなく、無償版ソフトウェア「eBASEjr.」にも安価なオプション料金で機能提供を実現しています。

ソフトウェア/クラウドサービス利用価格

(1)有償自社導入型ユーザー向け価格/ソフトウェア販売型

(税抜き)
利用システム名 価格 年間利用費/年
eBASEserver64(※1) \525,000 \105,000
eBASEserver32(※1) \350,000 \70,000
Small eBASEserver(※1) \175,000 \35,000
eBASE standard \87,500 \17,500
eBASEjr.cloud (2)or(3)の価格プランを適用
(※1) 4コアライセンスの価格です。ご利用システムのコア数により価格が変動します。詳細は担当営業にお問い合わせください。

(2)有償クラウド型ユーザー向け価格/クラウド利用型
        ①オプション基本料金 + ②(クライアント毎のオプション料金×クライアント数)

eB-LabelCheck Cloud
①オプション基本料金/年額
\60,000
※1契約につき月額5,000円
+
eB-LabelCheck Cloud CAL
②オプションクライアント料金/年額
\6,000/クライアント
※クライアント1台に付き月額500円

(3)無償自社導入型ユーザー向け価格/従量課金利用型(eB-PointService利用型)

    主に無償版ソフトウェア「eBASEjr.」向け

eB-PointServiceサービス名 利用料 単位
eB-LabelCheck 20 point(円)/回
※包材画像ラベルのAI(OCR)実行回数に応じた料金

システム/サービス提供時期

2020年12月初旬

販売目標

今後、「eB-LabelCheck」オプション販売において3年間で累積5,000万円を目標。

今後の展開

人々の健康を支える食品の品質情報に対する消費者ニーズは今後も高まることが想定されます。
特にアフターコロナ/ウイズコロナ時代にはECサイトによる食品の販売がさらに推進されます。 ECサイトでは、現物の包材表示に記載された品質ラベルを事前確認することができない為に、ECサイト上でのデータ化された品質情報の正確性がより重要になります。また継続的に改訂や強化が進む「食品表示法」に対応した機能強化(eB-LabelCheckとしては栄養成分、アソート品対応等)を進める事により、デジタル化における「食の安全・安心」を支援する機能向上を継続していくことで食品業界における商品情報交換のデジタル情報流通の全体最適化を実現していきます。

eBASE株式会社の概要

eBASE株式会社は商品情報に関わるデータベースソリューションパッケージソフトであるeBASEjr、eBASEstandard、SmalleBASEserver、eBASEserver等の幅広いラインナップにより、生産者・原材料メーカー、加工メーカー、卸会社、小売会社の業態や規模にフィットしたソリューションを提供することが可能な商品情報交換データベース分野のエキスパート企業です。eBASE社の各種パッケージソフトウェアはシームレスに連携やアップグレードが可能です。商品情報に関わる様々な業務アプリケーションとの連携を高いコストパフォーマンスで実現します。eBASE社は様々な業界(食品、日雑、医薬、文具、家電、工具、環境、住宅、アパレル等)で培った商品情報交換ソリューションノウハウを「全体最適」の視線で継続提供いたします。

会社名eBASE株式会社
本社所在地〒531-0072 大阪市北区豊崎5丁目4-9 商業第二ビル(2F)
TEL06-6486-3955(代表)
FAX06-6486-3956
代表者代表取締役社長 岩田 貴夫
設立2001年10月1日
従業員138名(2020年4月現在)
事業概要商品情報交換データベースソフト「eBASE シリーズ」の企画開発・販売・保守
資本金1億9,034万円(2020年3月現在)
決算期3月末日

本件に関するお問い合わせ先

eBASE株式会社
TEL:06-6486-3955 FAX: 06-6486-3956
E-mail:info@ebase.co.jp
URL:https://www.ebase.co.jp/

eB-LabelCheck ご参考 イメージ資料

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  • eBASE 操作マニュアル
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