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for 輸出入管理業務

商品情報管理に関わる「eBASEトータルソリューションMAP」

統合商品情報データベースeBASEを中核とした様々な企業ソリューションを展開

「TRADE eBASE」が対象とする輸出入管理業務プロセス

業務プロセス 概要
事前
評価
1.貿易コンプライアンス管理 製品の輸出入に関する法令遵守状況を評価し、適合性を確認します。このプロセスでは、各国の法令、および規制に基づき、原産性の判定、安全保障貿易管理、その他の法令遵守事項を確認します。
2.採算性評価 製造から販売までのコストを計算し、採算性を評価します。この評価には、販売価格、製造原価、減価償却費、輸出入関連経費、海外輸送費などが含まれ、利益率やリスクを分析します。
貿易
事務
3.貿易書類作成 国際取引を円滑に進めるために必要な貿易関連書類を作成します。これには、商業送り状(インボイス)、パッキングリスト、船積み指示書、原産地証明書などが含まれます。
4.貿易規制・通関対応 国際取引に必要な輸出入規制への対応と通関手続きを行います。具体的には、必要な許認可の取得、関税の確認、輸出入規制に基づくライセンスや証明書の取得、さらにはNACCSを使用した電子申告などを行います。

「TRADE eBASE」の開発・リリース背景、目的

近年、国際貿易の拡大に伴い、企業の輸出入管理業務はますます複雑化し、法令遵守やリスク管理の重要性が増す中、従来のアナログ的な手法では効率的な業務遂行が難しくなっています。

1 貿易コンプライアンスと採算性評価の複雑化

多くの企業では商品情報を含む各種データが複数拠点・部署で分散管理されており、最新情報の把握・共有が難しい状況です。貿易コンプライアンス強化は必須で、不備は法的リスクに直結します。加えて採算性評価には製造原価、関税、輸送費、保険料に加え、インコタームズや為替変動など複雑な要素が関わり、手作業の誤りが収益性低下の危険性を増大させています。

2 貿易書類作成業務における煩雑性とミス・リスクの増大

商業送り状、パッキングリスト、原産地証明書など多様な貿易書類作成は種類・量とも増加傾向にあります。手作業中心の管理では記載ミスや漏れが起こりやすく、通関遅延やコンプライアンス違反につながるリスクが高まっています。効率化と正確性向上が急務であり、ミス抑制が求められています。

3 多国間にわたる貿易規制と通関対応における連携不足

輸出入に関わる多国間の規制・許認可申請や通関手続きは複雑化・頻繁に変化しています。これら最新情報を適時把握し、社内外の関係者間でスムーズに情報共有できない場合、手続き遅延や誤申告、法令違反リスクが増大し、業務効率と正確性の大きな障害となっています。

輸出入管理の主な業務の流れ

輸出入管理業務は、国際貿易における重要なプロセスであり、複数のステップを経て行われます。
これらの業務は、商品情報の準備から始まり、事前審査・評価、契約締結、貿易書類の作成、通関手続き、船積み・配送まで、多岐にわたります。

輸出入管理業務における現状課題

輸出入管理の事前評価では、複数の情報源による分散管理や専門知識を要する法令遵守、さらに複雑な採算性評価が業務負荷を高めています。

1 商品情報の分散管理と情報共有の非効率

多くの企業では、商品情報が複数のExcelシートやフォルダに分散して管理されており、情報の整合性を保つことが困難です。部門間での情報共有が滞りやすく、最新データの取得や更新に時間と手間がかかります。手作業によるデータ更新はミスの温床となり、業務全体の効率低下を招いています。

2 貿易コンプライアンス評価における煩雑さと属人化

輸出入に際しては、HSコードの判定や原産性の確認、安全保障貿易管理上の規制品目の特定など、多岐にわたる適合性評価が求められます。これらの作業は専門知識を要し、頻繁な法令改正にも対応しなければならないため、担当者の負担が大きくなりがちです。また、評価基準や判断が属人化しやすく、組織全体での一貫性や迅速な対応が難しい状況です。

3 採算性評価の精度向上と効率化の必要性

取引の採算性を評価する際には、製造原価や販管費に加え、関税、輸送費、保険料などの諸経費を正確に算出する必要があります。インコタームズや為替変動、輸送コストの変動なども考慮しなければならず、手作業による計算ミスやコスト項目の見落としが発生しやすい点が課題です。その結果、収益性の低い取引を見逃すリスクも高まっています。

輸出入に必要な膨大な書類の作成と、多様な国際規制への対応は手間とリスクが伴います。
これらの手作業中心のプロセスは業務の属人化を加速し、通関手続きの遅延やミスを誘発しています。

4 貿易書類作成業務の手作業依存と業務負荷の増大

商業送り状、パッキングリスト、原産地証明書など、貿易に必要な書類作成は手作業が多く、記載ミスや記載漏れが発生しやすい工程です。書類の整合性確認や法令遵守のためのチェックも煩雑化しており、担当者ごとのノウハウに依存しやすく、業務の属人化が進みます。また、輸送計画、予約、追跡、スケジュール管理等の輸送管理や関税計算申告など、物流や通関に関わる情報との連携が不十分なケースも見受けられます。

5 複雑化する貿易規制・通関対応に伴う通関遅延リスク

国際取引に必要な輸出入規制への対応や通関手続きでは、許認可の取得、関税の確認、各種ライセンスや証明書の取得、NACCSを利用した電子申告など、多岐にわたる業務が発生します。これらの活動は法令遵守と迅速な通関の実現に不可欠ですが、関税計算申告の煩雑さや、各国ごとの規制情報の把握・更新、関係部門や外部パートナーとの情報連携の難しさが、業務効率や透明性の低下につながっています。

現代の輸出入管理業務は、貿易コンプライアンスや採算性評価などの事前評価から書類作成、規制・通関対応に至るまで、複雑さと高度化が顕著です。従来の手作業や属人化が、情報分断や判断ミス、迅速な法令対応の困難さを招き、業務リスクやコスト増大、通関遅延という経営課題が深刻化しています。

輸出入管理業務支援システム「TRADE eBASE」

統合商品情報データベースeBASEを活用した輸出入管理業務支援ソリューション

「TRADE eBASE」による課題解決

企業の輸出入取引における事前評価業務の煩雑さを解消。商品情報の一元化と最新法令への適合チェック、自動化された採算性評価で効率化を図り、リスク低減と収益性改善を支援します。

1 商品情報の一元管理によるデータ整合性とグローバル情報共有

統合商品情報データベース「eBASE」により、これまで拠点や部門ごとに分散・個別管理されていた商品情報を一元化。各部署・国内外拠点間でのリアルタイムな情報共有を実現し、常に最新・正確なデータを活用した業務運用が可能です。多言語対応により、グローバル展開や海外拠点とのシームレスな連携も強力に支援します。

2 貿易コンプライアンス評価業務の自動化と法令遵守

HSコード判定や原産性確認、安全保障貿易管理上の規制品目特定など、複雑・頻繁な法令対応が求められる貿易コンプライアンス評価業務をシステムで自動化。担当者の専門知識・経験への依存や判断の属人化を抑制し、法令改正にもスピーディーかつ正確に対応できます。

3 採算性評価業務の高精度化・効率化

製造原価、関税、輸送費、保険料といった多様なコスト要素の自動集計、インコタームズや為替変動など複雑な変数も考慮し、総原価・採算性評価を高精度かつスピーディーに実行。手作業による計算ミスやコスト項目の見落としを防ぎ、不採算取引の未然防止と収益向上に寄与します。

膨大な貿易書類の効率的な作成支援と、物流・通関に関わる業務のシームレスな連携により、
手続きの迅速化と誤り削減を図り、グローバル貿易の円滑な推進を促します。

4 貿易書類作成プロセスの自動化と誤記防止

商業送り状、パッキングリスト、原産地証明書など、各種貿易書類の作成を自動化し、記載ミスや漏れを防止。書類内容の整合性チェック・法令遵守のための支援機能も備えており、属人化リスクや手作業負荷を大幅に削減します。

5 輸送・通関・規制対応業務の統合管理と情報連携強化

輸送計画・予約・追跡・スケジュール管理から関税計算・申告、許認可取得、NACCSを活用した電子申告まで、輸送・通関・規制対応プロセスを一元化。内部・外部関係者間の情報連携を強化し、通関遅延や法令違反リスク、業務の非効率性・不透明性を抑止します。

「TRADE eBASE」は、国際貿易における多様で複雑な課題それぞれに対応した一元的なソリューションを提供。事前評価から貿易事務までの全工程を効率化し、属人化やミスの排除、法令遵守強化を通じて企業の競争力向上を支援します。

食品業界向け「TRADE eBASE」展開イメージ

「TRADE eBASE」の主な提供機能・全体イメージ

「TRADE eBASE」の主な提供機能

貿易コンプライアンス評価と採算性評価の高度化を推進し、複雑な規制対応とコスト分析を自動化。
業務の正確性と効率性を両立しながらリスク低減と収益改善を支援します。

1 貿易コンプライアンス評価を効率化!
eB-TradeCompliance

●複雑な輸出入可否チェックを自動化!

HSコード判定、原産性確認、安全保障貿易管理上の規制品目判断など、専門的で複雑な取引適合性評価作業を自動化。各国法規制情報、禁止原材料や産地・添加物規制など多様なチェック項目をデータベースで一元管理し、常に最新情報を自動反映します。これにより誤判定や漏れを防ぎ、情報共有と判断の一貫性・迅速性を高め、不確実性の軽減に貢献します。

2 採算性評価を精緻化!
eB-PDM(原価計算)for EXIM(Export/Import)

●製造原価、販管費から関税、輸送費、保険料まで諸経費を自動集計!

製造原価、販管費から関税、輸送費、保険料まで諸経費を自動集計。インコタームズに基づく取引条件や為替変動も計算に反映し、高精度な収益性評価を可能にします。手動によるミスや検算負担を削減し、不採算取引の早期発見で企業の利益率向上と戦略的な取引判断をサポートします。

貿易書類作成の自動化と誤記防止を実現しつつ、通関対応や輸送管理を一元化。
法令遵守と業務負荷の軽減、通関遅延リスクの低減を同時に推進します。

3 貿易書類作成の自動化・最適化!
eB-tariff/eB-DocumentDB

●主要な通関書類を自動生成!

商業送り状(IV)、パッキングリスト(PL)、アライバルノーティス(AN)、輸出入申告書(EDA/IDA)、原産地証明書(C/O)、船荷証券(B/L)など主要貿易書類を自動生成。ミスや記載漏れを防止し、属人的な書類作成業務の負荷を軽減します。書類品質の向上により、通関の円滑化にも寄与します。

4 貿易規制・通関対応の高度化!
eB-BookingTrace/eB-TradeCRM

●許認可取得や関税確認、電子申告まで一元管理!通関遅延リスクを低減!

許認可取得、関税確認、各種ライセンス・証明書の管理、NACCSを使った電子申告などの通関手続きを一元管理。輸送計画、予約、追跡、スケジュール管理など物流管理とも連携し、貨物進捗の把握と関税申告業務を効率化。規制情報の最新把握と関係者間の情報連携を強化し、通関遅延や法令違反リスクを低減します。

「TRADE eBASE」導入における主な3つのメリット

「TRADE eBASE」は貿易コンプライアンス遵守、収益性の高い取引促進、物流情報の可視化を通じて、輸出入業務の多様な課題を解決。包括的な業務改善で企業の安定した国際展開を支援します。

1 業務効率と情報精度の向上

統合された商品情報管理と貿易書類自動作成、通関の電子化により、作業負荷と重複を減らします。部門・拠点間での情報共有が促進され業務改善に寄与。関連ソリューションの標準フォーマット導入で高精度な情報管理と多言語対応を強化します。

2 法令遵守とリスク・収益管理強化

各国の最新規制やHSコード、原産性情報が自動的に反映され、属人化を防ぎ、一貫性のある判断や申告が可能となります。さらに、関税や輸送費、保険料などを含めた総原価の自動算出や、インコタームズ、為替変動を考慮した収益性評価の実施により、取引戦略の最適化を支援します。

3 国際物流業務の最適化と業務の見える化

輸送計画、予約、追跡、スケジュール管理等の輸送管理や関税計算申告システムとの連携により、貨物の進捗やコスト、通関状況を一元的に管理することが可能です。これにより、物流現場の状況把握や意思決定の迅速化が期待され、国際物流業務全体の透明性向上に寄与します。

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